20年たっても

真実はわからないまま。
日航機の事故から20年がたちました。私が生まれた年におきたこの事故、私の両親は生き残った数少ない乗客の方々の名前も覚えています。テレビで知らされたこの事故はそれほど衝撃的なことだったんでしょう。
私が小学3年生の時、同級生が亡くなりました。病気や事故ではなく自分の母親の手によって命を絶たれたのです。その事実を知った時、暫く私はいつも何かに対して「怖い」という気持ちを持っていたのを覚えています。目の前の誰も座っていない机を見ると。そこに置かれている綺麗な花を見ると。
今も昔も簡単に風化させてはいけない事件事故ばかりが起こる。それでも私は知らないことが多すぎます。