梟の位置が変な酒井くん

行ってきました倉本美津留プレゼンツ「ヨーロッパ企画な昼」@新宿LOFT PLUS/ONE。
基本は上田・石田・諏訪・倉本の4人で進行して、他のメンバーはその都度紹介されてちょろっと話を聴くという形。
倉本さんは好きなものはすごく好き!嫌いなものは嫌い!というのが自分でハッキリと分かってるんですね。目指すところが明確であるのは話を聴いていて凄くよくわかった。
でもああも「俺が俺が」が多いと…ダウンタウンが凄いのは分かるしごっつが面白かったのもわかる。でもそれだけじゃあないでしょう。すべてを見ないで今の笑いは駄目だと切り捨てるところはいただけなかったのね。
この時代に足りない笑いというのをヨーロッパ企画に求めるのは違うんじゃないかなと。お笑いではないわけで。自分がヨーロッパをどれだけ好きなのかを語られても。来ていたお客さんにしてみたらうぜぇ*1と思った人もいたんじゃないかしら。言ってしまえば、きっと彼らのことはお客さんの方がよく知っていると思うよ。


あららなんだか愚痴っぽくなってしまったけど、内容はだらだらトークだったりヨーロッパ企画の公演のダイジェストやロケコメ、SSMFなどの映像をちょろっと流してくれたり。ヨーロッパハウスの映像を見られたのは嬉しかったです。本当にPCばっかでさながらどっかの制作会社のような部屋だったりゲーム部屋だったり。
噂のロケコメは「プリクラ」を観たのですが…いいなあ関西。いいなあ関西(二度言う)。ずるいなあこんなの見られて。ちくしょう。
やっぱりヨーロッパの役者さんは皆好きです。全員が全員好き。他の劇団みたいに「この役者さんが好きだから」観に行くんじゃなくて「ヨーロッパ企画の創る作品だから」観に行きたい、と思うんですね。


上田さんはまぁ話が上手い。ちょろっと言う一言がおもろくて。コンパラスク(170円)であれだけ笑わせてくれるとは。でももう少し「ヨーロッパ企画」についての話を彼らの口から聴きたかったなーなんてー。

*1:あ、言っちゃった