アナログフィッシュ「TOUR IS HARMONY」@SHIBUYA-AX

笑顔、スクリーン、シャボン玉、「スパイダー」でランタン風の照明がクモの様、ミラーボール。
「公平なWorld」がこんなに強くはげしく心にきたのは初めてでした。歌う前に絶望してないって言った下岡さん。キラキラした照明の下でマイクをスタンドから外し両手で握って言葉を紡いでく姿を見て、聴いて、泣きそうになるほど感動してしまいました。「アンセム」がやっぱり大好きで端から見たら気持ち悪いほどニコニコしてしまったんだけど、ステージ上の佐々木さんもおんなじくらいの笑顔で歌ってて、それを見てたまらなくなって。今回は斉藤さんの表情もよく見える位置だったんだけど、演奏しながら他の二人を凄くいい顔で見るんですね。アンコールで「出かけた」「月の花」「ラジオ」「白黒ック」、ダブルアンコールに「BGM」と嬉しくなってしまう曲たちをやってくれて、本当にあっという間の時間でした。
あんな笑顔で演奏する三人と、会場中に広がる笑顔を実際に体感してしまうと、みんな何でこんな幸せなライブを見ないでいられるのかと思ってしまうよ。こんなにいい表情で演奏する人たちってそうはいないと思う。アナログフィッシュのライブをみて楽しくない人なんていないよ、きっと。
楽しみにしていた分終わったあとはさみしかったけど、ウォークマンから流れる彼らの歌を聴いて、たっぷり溜めたしあわせを噛み締めては4月を思う帰り道だったのでした。行くよ。