アナログフィッシュ『SIX PISTOLS第四弾公演』@吉祥寺前進座劇場

会場に着くまでのあまりの寒さに地獄を見た。凍えながら着いたらおみくじつきで、携帯灰皿をもらったよ。煙草吸わないけど何いれようかしら。座席は3人全員が見えすぎる程よく見えるいい位置。だもんだから、州さんの短パンにはひやひやしてしまった。
「バタフライ」が今まで聴いた中で一番格好良かった。州さんのドラムがしっかり見えたってのが1番の理由かも知れないけど、涙が出るほど格好良かった。心臓がばくばくしてしかたなかった。アナログフィッシュてバンドは耳で聴くだけじゃまだまだ足りないんだよなあ。表情とか動きとからもたくさん幸せを感じ取れるから。あの笑顔で曲はもっと良くなる。
花道を走り回る佐々木さん。噂によると26日はあまり活用できてなかったらしく、今回はしっかり使われてました。ベースはワイヤレスで。花道にきても、お客さんたちがきゃあきゃあならないで、みんなけらけら笑ってるのがまたおかしい。そんだけ汗かいて走って舌だしてる佐々木さんが、新曲の「ラバー*1」とかすごくベタなんだけど素敵なラブソングを歌うと本当に恋に対して純粋な人なのかもって思ってしまう。
途中で座って聴いてっていう時があって、少し下から見上げた時の照明の感じとか、いつもと違う頭の上から包み込まれるような音の広がりとかがあまりにも気持ちよすぎて、一瞬意識が飛んだ。いまここで大好きな音の中で眠ったら気持ちいいだろうなあなんておかしなことを考えたりしてしまったよ。
ゲストに木村ひさしさん。アナログと一緒に見れるとはびっくり。場所の問題かはたまた私の耳の問題か*2、キーボードが聞き取りづらくてちょっと残念だった。ちゃんと聴こえてたらもっと広がりある音が聴けたんだろうなあ。「ハーメルン」のキーボードはよく聴こえて、凄くよかった。
「Hello」のイントロで下岡さんは「ハロー、ロンドン。ハロー、シンガポール。(以下世界の都市を列ねていく)こちら、東京のアナログフィッシュです。ハロー。アナログのフィッシュでーす」。佐々木さんは花道。見たい要素がありすぎて幸せすぎるやろとへらへらしてしまったんだ。
下岡さんが言ったように、会場も、観客も、もちろんバンドも全部が良かった。幸せ貯金が一気に貯まった日曜日。

*1:Loverかな?

*2:隣の友達はしっかり聴こえてたみたいだから耳の問題