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昭和島ウォーカー千秋楽。おつかれさまでした!拍手!
昭和島は、日記リレーのおかげでとにかく稽古から本番までずーっと楽しそうなみんなの様子が伝わってきたから、観る前からほこほこ嬉しくって、いざ観て見たら好きなものがぎゅうぎゅうに詰め込まれててもっと嬉しくなっちゃうようなきらきらした舞台でした。
見事に頭から最後まで走り抜けるというかどんどん盛り上がるような話のつくりになっていて、終盤にかけての怒涛のスピード感は見事。話はわかりやすいけど笑いのポイントは隠れたところにまでビッチリあって、ちっさい空間で大きいことをやってのける、くだらないことが大好きだけど実は熱くて思いは強い大人たちが愛おしくてしょうがなかった。


イノッチは流石のスター性。キラッキラ。ヨーロッパに馴染んでたなあ。イノッチもユースケタイプだね*1。姉御な京野さんは格好良くて、転球さんと2人での裏芝居がこっそり好きだったよ。まりかちゃんの声や動きにきゅんきゅんしたー。
この舞台って粟根さんの存在が凄く大きいよね。声もよく通るし、シリアスにも笑かしにも全力でかかる。中山さんが石田・諏訪組と一緒になってわちゃわちゃやってるのが嬉しかった。馴染み具合が半端じゃない。声のトーンとか芝居の大きさとかが似てるのかな。優しい優しい転球さん。がさつだけど周りへの思いやりが垣間見れて、こういう人が慕われるんなーって思うよ。
ヨーロッパメンバーは、なんといってもみんな楽しそうだったっていうのが一番。言うなれば、酒井さんを工場チームに入れてあげたかった。あれだけロボットが大好きなのに!とことんふられるのが可哀相すぎるのにそれ以上に面白すぎる。出オチだもんなー。笑 ほぼつっこまない中川さんも新鮮で、私はいじられる中川さんが大好きなのでニヤニヤしながら見てました。居場所なくぷるぷるする姿がかわいすぎ。
石田さんが凄く頼もしかった!ベテランらしく仕切る姿が格好良い。諏訪さん、またおっきくなった?貫禄ありすぎて作業着が普段着のようだよ。私は悪口を言う本多さんが嫌いじゃないよ。だって全然ヤなやつに見えないんだもん。永野さんがなんだかすごーく自然で、無理せず演じてる感じがとても良かったなあ。土佐さんがちまちま作業をしてる姿はかわいい。やっぱり不良キャラだったけど、憎めないんだよねえ。


非日常的な近未来の世界にふわーっと足を踏み込んで、わあわあ言ってる人たちを見ながら何も細かいこと考えずに楽しめたのは、私が機械やらロボットやらについて詳しくないからなのかな。そういうのに近い場所にいる人たちは、こんなことあるかい!で終わってしまうのかな。*2まあ、楽しんだもん勝ちだなーって思うんだけどね。
またパンフレットを読み返してます。写真1枚1枚やコメントを、大事に大事にじっくり読んでる。ヨーロッパ企画にとってすごく大事な舞台だったと思うから、これから先の舞台や芝居にどう影響してくるかが楽しみ!

*1:サンタマリア

*2:帰り道、ツッコミ続けてた人がいたから