「百万円と苦虫女」/「同窓会」@飯田橋ギンレイホール

百万円と苦虫女 [DVD]

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好きだなあ。とても好きだ。悩んで悩んで一人になって恋をされて恋をして。「蒼井優とは可愛い生き物である」。万人が承知していることであって今更言葉にしなくてもいい事なんだけど、めっちゃ可愛いと言わずにはいられないあのキラメキといったらない。ちょい地味真面目青年・中島くん(森山未来)の輝きっぷりったらない。蒼井優の、意外と手とかゴツゴツしてて大きいのにまたきゅんとする。弟の手紙のシーンの為に、この映画はあるのかもしれない。人間は簡単に間違ってしまうもんなんだよなあ。間違ってるって分かってても簡単には正解にたどり着けないし、正解じゃないほうが新しい道を歩いていくのにはいいのかもしれないし。最後に街を出て行くのもまた、正解かもしれないし、間違いかもしれない。すべては仮定なのだ。街を出て行く鈴子の表情がとても良かった。そしてピエール瀧がまた一段とでかく、桃農家が似合いすぎてた。


あの永作博美が、ちょう可愛いでお馴染みの永作博美が、ネイチャーメイドのCMを見てあんな可愛くなれるなら、飲む飲むー!でついつい買っちゃうほどの魅力満載女子・永作博美が、あんまり可愛く写ってなった。この衝撃たるやない。面白いことをしようと思うのは凄く良くわかったの。勘違いが勘違いを呼んでのドタバタコメディに感動と恋愛を。ただ「こういうの面白いでしょ?」っていう感情ががにじみ出すぎててなんだかなあとなってしまったよ。言ってしまえば、監督兼主演の方のことが苦手なんだけど、それがネックになりすぎて純粋に見れんかったのかもなあ。でも学生時代の永作さん役の子は可愛かったー。あんなん近くにいたら惚れてしまうに決まってる。見た順番も悪かったなー。こっちを先に見てたらまた違ったかも。