「みうらじゅんの100冊展」@パルコファクトリー

最終日に行ってきました。次の予定が迫ってたので駆け足で見て回ったけど、ええもん見させて頂いた。みうらさんの出版物と一緒に原画や原稿が展示されていて、間近でじっくり観察。一貫して紙に絵を描き原稿用紙に文字を書いてきたみうらさん。ふざけてるとしか思えない絵や文でも、PCで打ち出されたそれらより魅力があるのは明らかだなあ。どっちがいいとかじゃなくて、みうらさんの作り出すものは絶対に手書きじゃなきゃだめだなと。まあ、本になってしまえば文字がどういう風に書かれたかなんてわからないんですけどね。関係者の皆様が羨ましい。


でかでかとプリントされたアウトドア般若心経が張り出されてたり、個人的にバカグッズコレクションが阿呆すぎて良かったー。いやげものゆるキャラ、和フィギュアなんかが天井まである雛壇に所狭しと並んでる。ずっと見てると頭おかしくてなりそうだよ。これが全部家にあるのかー馬鹿だなー笑
展示の最後には黄金のみうらじゅん像。本当にDS*1だ!


今この時代に、紙という媒体を選んでる、本を出し続けてる人たちがいるだけで、私の生活はとても潤うのです。それだけに、今回の芥川賞の総評で「全体的に今書きたいという意欲が感じられない」とあったと聞いた時は、ほとほと呆れた。選び出す人間がそんなこと言っていいのか。
負けるな松尾ちゃん。

*1:どうかしてる