『LENS』

行ってきましたサンシャイン。観てきましたKKP#4レンズ東京千秋楽。


いやぁ〜…
おもしろかったーーー!!
正直、観る前は思ってました。どうなのこれは?と。
ミステリーに時代物。おまけに百色眼鏡が元に。…まぁ全部好きなのですがね。
今までとは趣向がガラリと変わったP公演。
実際観てみると…おもしろいじゃない!なんだよ!いいじゃない!
KKP初参加の大森さん、いい感じです。
実はファンなので今回の参加は嬉しい限りなのです。
鼻血もんです。
天城は…ねぇ?わかるでしょ!だってあの天城ですよ!?
袴・眼鏡・刈り上げ…
鼻血もんです。


ミステリーと言っても、殺人者や死人が出るわけではない。「いい人」が好きな小林流のミステリーですね。
KKPを観て嫌な気分になる人はいないと思う。全員善人。こういうのも悪くない。
結構ありそうでないような感じもしなくはない(?)
私もやっぱり勧善懲悪好きだし。


今回片桐さんは出なかったけど、よかったと思う。
やっぱり作品に合う合わないはあるもの。
レンズに片桐…何役だ(笑)
小林さんは新しいことに挑戦したかったんだろな。片桐さんがいないP公演で。



全体について
久ヶ沢さんはやっぱり久ヶ沢さん(笑)
もぉ〜ラブ!いままでフツフツと沸き上がっていた気持ちがここに来て爆発。
ズルイよ久ヶ沢さん!いつもながらあんなおいしい役…(笑)
犬飼さんは今回はロボットのような感じでなく(笑)小林さんも言ってたようにミスがなかったみたいでなによりです。
西やんは便便ライダーではないのね(笑)なんか…うまいなー演技!ってしみじみ思った。
南朋さんはもう言わずともって感じです。スーツも似合うし〜。最後にしっかり帽子がかかってよかったね(笑)


千秋楽はやっぱりちょっと特別なもので…。
長かったなぁカーテンコール。嬉し。


小林賢太郎は、KKP公演は「作品」ではなく「商品」だと言っている。
その言葉に、なにそれ?と思った人も少なくないだろう。
だって私たちは「作品」を見に来てるのだから。
でも、小林賢太郎が楽しんで作ってる以上、「商品」も「作品」になりうるんじゃないかなと。それは自分の感じ方次第で。
自分が楽しむことよりも観客を楽しませる方を優先してるP公演。
それでも私は小林賢太郎がとても楽しんでるように感じるんだけどな。
楽しんでる彼を見て私たちも楽しめるならいいじゃない!
ただ楽しむのになにをそんな考えることがあるか?


なーにを言ってんだかわかんないぞ自分。
え〜っとね…楽しかったの!とっても!
もしかしたらP公演の中で一番好きかも。