レンズ

ラーメンズのファンの方には、とても「考える」人が多いと思う。特に小林賢太郎についてを。
彼がP公演を始めてからそう感じることが多く、ファンの方々のレポを見ていても富にそう思われ。
P公演で小林さんが何を表現したいのか、何を言いたいのか。それを皆見いだそうとしているみたいに。
そういうのを見ると、好きなものにはとことん甘い私は、自分はこれでいいのかしらと不安になったりするのです。
ま、結局最後まで深く考えることはないのだがね(笑)

あるところで、P公演はラーメンズのお客さんは楽しめてもラーメンズを知らない人たちはこないと言われていた。確かに第3弾まではそうだったと思う。所々にラーの小ネタを挟んで、元ネタを知っている人は笑う。でもラーを知ったばっかで始めて見るのがP公演だったりすると、何で笑ってるのかわからないところも多かったと思う。
でも今回の『レンズ』、少なくとも私はただ演劇が好きな人でも楽しめたと思う。まだまだ小林さんにしては浅いなぁと思うこともあるけど、それは私が小林賢太郎に求めすぎてるというのもあるだろうなー。こいつならもっと凄いことをやれる!やってくれる!って。でもその考えさせる作品てのは本公演で見せてくれればいいし、P公演ではあまり考えずにただただ笑っていたいのかな私は。

ま、色々考えても、結局は「小林賢太郎も、彼の書く作品も大好きだ」ってとこにおちつくのよね。
これだけ皆に愛されてるのを分かってんのか?小林賢太郎!(笑)