ゲキ×シネ「新感線☆RX 五右衛門ロック」


1000円のレディースデイにも関わらず、2500円の映画を観てきました。だってもう、今この気持ちで、他の映画を観るなんて考えられなかったから。パンフレットと、我慢していたCDまで買ってしまった。今もサントラ聴きながら書いてます。かなりかっこええ。
やっぱりゲキシネって、素晴らしい。近くで観たいところは見事なタイミングで寄ってくれて、普通に観てたら絶対に見えてこない表情や汗まで凝視できて、あの時の空気が画面を通してもしっかり伝わってくる。舞台で見て、ゲキシネでもう一度っていう流れが、新感線以外のお芝居でも定着してくれればいいのに。舞台上に上がってしまったような、絶対に行けない向こうの世界に足を踏み入れてしまったような、なんとも幸せな気分。何度も涙が出そうになった。
私の初・生新感線が五右衛門ロックだったので、その時は古田新太が殺陣をしていることに舞い上がってたけど、今こうして観てると出演してる人全員に見所満載で、もう少し冷静に広い目で見ておくんだったと今更ちょっと後悔。森山くんのダンスや歌に、松雪さんの美脚としなやかさに、北大路さんの雄大な動きと目ヂカラにくらくら。冠くんが歌うと抜群に引き込まれるし、じゅんさんはすべてが卑怯。
江口さん、GOEMONもいいけどこっちの五右衛門ももっともっと宣伝して。もっとたくさんの人に見てもらわないと、勿体ないよこんないい作品!あの日の夏祭りを、私はもう一度楽しんできます。